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SNS・通話アプリ満足度1位は「Skype」、スマホ利用者トップ「LINE」上回る

 株式会社ICT総研は30日、「SNS利用動向に関する調査」の結果を公表した。それによれば、何らかのSNSや通話・メールアプリを利用している人は全体の55%。最も利用率が高かったのはFacebookで34%、次いでLINEが27%、Twitterが26%、mixiが22%、Skypeが16%だった。

 また、スマートフォンユーザーにおける利用率では、LINEが54%でトップ。以下はFacebookが47%、Twitterが35%、mixiが29%、Skypeが22%の順。LINEと同様のサービスであるカカオトークやcommの利用率は5%程度だったが、徐々に利用者を増やしているという。

 調査は5月にウェブアンケートを実施し、1万2000人から回答を集めたもの。

主なSNSや通話・メールアプリの利用率

満足度はSkypeが1位、LINEはセキュリティ項目が低く僅差で2位

 SNSや通話・メールアプリの利用者満足度ではSkypeが75.9ポイントで最も高く、次いでLINEが74.6ポイントと僅差で続いた。3位はカカオトークで71.8ポイント、4位はTwitterで71.2ポイント、5位はGoogle+で69.8ポイントだった。

 アンケートにおける利用者満足度は「サービス内容・品質」「使いやすさ・わかりやすさ」「料金(コストパフォーマンス)」「セキュリティ」の4項目と、その平均値である総合満足度を指標とした。

 ICT総研によれば、LINEは「サービス内容・品質」「使いやすさ・わかりやすさ」「料金(コストパフォーマンス)」の3項目では高い評価が得られたが、「セキュリティ」の満足度が低かったことから総合満足度では2位だったという。

主なSNSや通話・メールアプリの利用者満足度

(増田 覚)