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PC・スマホのブルーライト対策商品、目薬も登場、参天製薬「サンテPC」発売

 参天製薬株式会は、一般用点眼薬「サンテPC」を7月8日に発売すると発表した。PCやスマートフォンのモニターから出る青色光(いわゆる“ブルーライト”)などによる目のダメージに着目して処方設計した目薬だという。メーカー小売価格は840円。

 同社ではサンテPCの特徴として、1)ブルーライト等を凝視することなどでダメージを受けた目の組織代謝を促進する成分配合、2)ピント調節機能を改善する成分配合、3)モニター凝視による瞬きの減少からくる目の乾燥を防ぎ、角膜を保護する成分配合、4)炎症によるかゆみ・充血を抑える成分配合――という4項目を挙げている。

 具体的には、ブルーライトなどによる目の不快感を解消するために8つの成分を配合。特に、目のピント調節機能を改善するビタミンB12、角膜を保護するコンドロイチン、ダメージを受けた目の組織代謝を活発にするビタミンB6については、一般用眼科用薬製造販売承認基準の最大濃度で配合したとしている。

(永沢 茂)