ニュース

NTT東西、「フレッツ 光ライト」でのIPv6接続を今秋提供開始

 東日本電信電話株式会社(NTT東日本)と西日本電信電話株式会社(NTT西日本)は7日、二段階定額制料金のFTTHサービス「フレッツ 光ライト」において、IPv6アドレスによるインターネット接続機能を開始すると発表した。NTT東日本は10月1日から、NTT西日本は9月1日からそれぞれ提供を開始する。

 NTT東西では2011年から、IPv6アドレスによるインターネット接続機能を「フレッツ 光ネクスト」で提供しているが、提供範囲をフレッツ 光ライトにも拡大する。利用にはISPがIPv6接続に対応している必要があり、接続方式はIPv6 PPPoEとIPv6 IPoEのどちらにも対応する。IPv6接続の利用によるフレッツ 光ライトの付加料金は発生しないが、IPv6 PPPoE接続を利用する場合には対応機器をユーザー側で用意する必要がある。

 IPv6接続機能の提供に合わせて、NTT東日本では「フレッツ・キャスト」「フレッツ・キャストシェア」「フレッツ・ソフト配信サービス」「フレッツ・ジョイント」「フレッツ・v6オプション」、NTT西日本では「フレッツ・キャスト」「フレッツ・ジョイント」「フレッツ・v6オプション」の各オプションサービスの提供を開始する。

 また、セキュリティ機能やリモートサポートサービスなどのオプションサービスについては、現在の一定の利用量を加算する方式から、実際の利用量を加算する方式に変更する。

(三柳 英樹)