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「さくらのクラウド」プラン刷新、CPUとメモリの組み合わせで合計42種類

 さくらインターネット株式会社は、パブリッククラウドサービス「さくらのクラウド」のサーバープランを7月3日にリニューアルし、提供を開始する。

 「さくらのクラウド」は、仮想サーバーとネットワーク環境を提供し、あたかも手元にサーバーがあり、ネットワークを自分で配線するような感覚でシステムを構築できるIaaS型パブリッククラウドサービス。

 今回のリニューアルにより、サーバープランを従来の合計21種類から42種類へとラインアップを倍増。CPUコア数とメモリを多数の組み合わせから選べるようにした。

 また、現行プランと同スペックのプランでは、料金を最大33%、平均で13%値下げ。「メモリ1GBのプランがほしい」というユーザーの要望に応え、「1コア1GBプラン」の提供も開始する。

 料金は、「1コア1GBプラン」が月額1900円・日額95円、「1コア2GBプラン」が月額2500円・日額126円。最もハイスペックな「12コア・128GBプラン」が月額9万5025円・日額4751円など。ディスク容量は全プラン20GB。

 また、6月27日にリリースした新機能「スタティックルーティング」により、IPアドレスブロックのスタティックルートを任意のサーバーに設定することが可能となり、より柔軟で高度なネットワークが実現できるようになった。

「さくらのクラウド」新サーバープラン価格表

(三柳 英樹)