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米MS、Windows 8.1のSkyDrive新機能を紹介、オフラインアクセスに対応

 米Microsoftは22日、オンラインストレージサービス「SkyDrive」の次期OS「Windows 8.1」における新機能について、公式ブログで紹介した。

 Windows 8.1では、SkyDriveがOSの機能と統合され、SkyDrive内のファイルがローカルディスク内のファイルと同じ感覚で扱えるようになる。

 SkyDrive内のファイルは、基本的なプロパティやサムネイルなどが含まれる「プレースフォルダーファイル」としてローカルディスク内に保存される。コピーや編集、一覧表示などではこのファイルが参照されるため、高速に操作できるという。プレースフォルダーファイルは実際のファイルに比べてサイズも小さく、SkyDrive上で5.6GBある画像ファイルの場合でも、ローカルディスク上では185MBしか必要ないとしている。

SkyDriveの画像フォルダーのプロパティ。サイズは5.69GBだが、実際のディスク上のサイズは185MB

 新機能としては、オフラインでのアクセスにも対応。あらかじめオフラインでも使いたいファイルやフォルダーを選択しておくことで、オフライン状態でも編集が行えるようになり、ファイルは次にオンラインになった際にSkyDriveと同期される。

 また、Windowsストアアプリのファイルピッカーにも対応し、他のストアアプリからSkyDrive内のファイルを利用することもできる。

オフライン機能。使いたいファイルをあらかじめ指定しておく

(三柳 英樹)