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大分市が「ストリートビュー」デビュー、全47都道府県で主な市街地をカバー
三重・和歌山の熊野参詣道なども
(2013/9/26 16:21)
グーグル株式会社は26日、「ストリートビュー」の提供地域ついて、青森・秋田・栃木・茨城・三重・和歌山・山口・大分・佐賀の9県で大幅に拡大したと発表した。
秋田・栃木・三重・和歌山・山口・大分・佐賀の7県では、主な都市の市街地がストリートビューで見られるようになった。一方、青森・茨城の2県は、東日本大震災の被災地を記録・公開するプロジェクトの対象地域として一部がすでに公開されていたが、今回エリアを拡大した。
あわせて、名所や各種施設、大学キャンパス内などを撮影・公開する「スペシャルコレクション」として、熊野参詣道(三重、和歌山)や那須ワールドモンキーパーク(栃木)など50カ所以上を追加した。
また、スペシャルコレクションなどをまとめた「ストリートビューギャラリー」を「Google マップビュー」として刷新。世界中のストリートビューのハイライトを紹介しているという。
スペシャルコレクションを除く公道のストリートビューは、今年6月に鳥取県が公開されたことで47都道府県がすべて網羅された。ただし、高速道路や幹線道路を通過しているだけで、市街地がほとんど公開されていない秋田・三重・和歌山・山口・大分のような県も残されていた。
グーグルの公式ブログでは、今回のエリア拡大により「日本全国47都道府県の主な市街地をストリートビューでご覧いただけるようになりました」としている。
9県における新規公開エリア・拡大エリアの具体的な市町村名と、スペシャルコレクションの追加スポットは、同ブログにリストアップされている。