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ソネット、最大2Gbpsの光ファイバー通信サービス「NURO」、IPv6対応開始

 ソネット株式会社は、最大2Gbpsの光ファイバー通信サービス「NURO 光」において、IPv6接続に対応すると発表した。

 従来のIPv4によるインターネット接続に加え、IPv6での接続も可能なデュアルスタック方式に対応する。既存ユーザーは申し込み手続きや機器の交換、特別な設定変更など不要で利用でき、追加料金も発生しない。10月1日より順次、ネットワーク設備のバージョンアップを完了したエリアから対応し、10月末までに全ユーザーが利用可能になる予定。

 同社子会社のソネットビジネスアソシエイツ株式会社が提供する法人向けインターネット接続サービス「NURO アクセス」でも、同様にIPv6/IPv4デュアルスタック方式に対応する。こちらも申し込み手続きや追加料金は不要で、契約企業は順次、利用可能になる。

 IPv6アドレスの割り当てはDHCPv6-PD(Prefix Delegation)方式で、プレフィックスサイズは/56。NUROアクセスの「エントリー」コースではONU(ホームゲートウェイタイプ)がDHCPv6-PDに対応しているため、機器交換不要で自動的に利用可能になる。「スタンダード」「プレミアム」コースでは、ONU(ブリッジタイプ)のLAN1/LAN2ポートにそれぞれ別セグメントの動的なIPv6が割り当てられる。利用には、DHCPv6-PD対応のルーターが別途必要。

(永沢 茂)