流行語大賞をツイートで分析、本命は「今でしょ」、対抗は「激おこ」!?

　株式会社トライバルメディアハウスは26日、「2013ユーキャン新語・流行語対象」にノミネートされた「今でしょ」「じぇじぇじぇ」「倍返し」「アベノミクス」「フライングゲット」「お・も・て・な・し」「激おこぷんぷん丸」の7語のうち、2013年1月1日～11月20日に最も多くツイートされた単語は「今でしょ」だったとする分析結果を公表した。

　これは、Twitterに投稿されたツイートデータを、トライバルメディアハウスのクチコミ分析ツール「ブームリサーチ」で分析したもの。日本国内のツイートの10分の1をサンプリング抽出し、その値を10倍に計算し直した数値を採用。Twitter上でリツイートとしてツイートされた件数は分析対象としていない。

　分析対象の7語のうち、最も多くツイートされたのは「今でしょ」の359万9510件で、次に多いのが「激おこぷんぷん丸」の330万5110件。以下、「倍返し」は192万1490件、「フライングゲット」は136万2380件、「お・も・て・な・し」は113万5510件、「アベノミクス」は103万6520件、「じぇじぇじぇ」は97万360件。

各流行語がTwitter上で使用された件数の比較

　各流行語のツイート件数を時間軸でグラフ化すると、「今でしょ」は2月から、「激おこぷんぷん丸」は3月からツイート件数が上昇を始めており、その後7カ月間は1日約1万件をキープするなど、広く馴染んでいる流行語であることが判明したととしている。

「今でしょ」「激おこぷんぷん丸」のツイート件数推移

　各流行語をツイートしたアカウントの男女比率については、「フライングゲット」「激おこぷんぷん丸」は女性がツイートする傾向が高く、「アベノミクス」「今でしょ」「倍返し」は男性がツイートする傾向が高い。年代別では、「フライングゲット」「激おこぷんぷん丸」は10代がツイートする傾向があるのに対して、「今でしょ」は幅広い年代がツイートしているという。