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Evernote、iOS向けアプリをアップデート、名刺スキャン機能を追加

 Evernoteは13日、iOS向けアプリの最新版(バージョン7.2.0)を公開した。

 最新版のアプリでは、有料サービス「Evernoteプレミアム」ユーザー向けの機能として、「名刺スキャン」と「プレゼンテーションモード」を追加した。

名刺スキャン機能

 「名刺スキャン」機能は、カメラで名刺を撮影すると、記載された情報を自動的にテキストに変換し、Evernote内に連絡先ノートとして保存する機能。

 アプリの設定画面で自分のプロフィールを作成しておけば、名刺をもらった相手に自分の連絡先情報をメールで送信することが可能。LinkedInと連携させておくことで、読み取ったユーザーの写真などの追加情報をLinkedInから取り込むこともできる。

 名刺スキャン機能は、Evernoteプレミアムユーザーは無制限に、無料版ユーザーは5枚まで利用できる。

 「プレゼンテーションモード」は、Evernoteで作成したノートを使って、iPhone/iPadでプレゼンテーションを行える機能。アプリでノートを開き、オプションボタンから「プレゼンする」を選択するとノートが全画面表示に切り替わり、iPhone/iPadと接続したモニター画面などでプレゼンテーションを行える。

 また、法人向けサービス「Evernote Business」では、新規ノートを作成するクイックノート機能で、作成するノートを個人用かビジネス用かを選べるように、新しい設定項目を追加した。

(三柳 英樹)