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Google、ひらがなgTLD「.みんな」提供開始〜「こっち.みんな」は誰の手に?

インターリンクが一般文字列の登録申請受付開始

「.みんな」公式ロゴ

 グーグル株式会社は16日、みんなのための新gTLD「.みんな」の提供を開始すると発表した。これを受けて株式会社インターリンクは同日、「.みんな」のランドラッシュ期間の登録申請受付を開始。運営するサイトの趣旨に応じて、例えば「おはぎ大好き.みんな」「楽しい節電.みんな」「英語を話そう.みんな」「ハイキング.みんな」「子育て.みんな」「一人旅.みんな」といったドメイン名を申請できる。

 「.みんな」は、米Googleのレジストリ事業子会社であるCharleston Road Registryが管理する新gTLDの1つ。Googleが提供するgTLDの第1号であるとともに、初の日本語gTLDでもある。同gTLDのドメイン名登録サービスはGoogleが提携する各国のレジストラ事業者を通じて提供され、インターリンクは、日本におけるGoogleのレジストラパートナーとなっている。

 インターリンクでは、すでに2013年12月1日より、商標権者がその商標や商号の文字列を優先的に申請できるサンライズ期間を開始している。それに続いて今回開始したランドラッシュ期間では、商標権を問わず一般的な文字列を申請可能だ。文字数制限は、ASCII文字列(半角英数字)では3〜63字、日本語文字列では1〜15字。登録料は年間1890円。

 サンライズ、ランドラッシュともに受付期間は2月14日まである。その期間中に同一の文字列に対して複数の申請者から申し込みがあった場合は、期間終了後、オークションによって登録者を決定する。

 通常の早い者勝ちによる一般登録受付は、2月21日から開始予定。昨年秋に新gTLDとして「.みんな」の登場が報じられた際は、「everyone」という元々の意味とは異なる「こっち.みんな」といった使い方が話題となったが、人気のある文字列は、一般登録受付開始の段階ですでに取得されている可能性もある。「こっち.みんな」に限らず、「.みんな」で運用したいドメイン名がすでに決まっている場合は、ランドラッシュ期間中に希望の文字列を申請しておいたほうがいいだろう。

 なお、ランドラッシュ、一般登録受付ともに、ニーズが多そうな文字列などは「プレミアムドメイン」としてあらかじめ指定されており、文字列によって登録料が別途設定されている。登録したい文字列がプレミアムドメインに該当するかどうか、実際に文字列を検索することで料金を照会できる。

 例えば、「internet.みんな」は4万7250円だが、日本語の「インターネット.みんな」になると11万5500円と高額になる。さらに「東京.みんな」などは150万1500円といった具合だ。一方、「党.みんな」はプレミアムではなく1890円だった。

Googleが開設した特設サイト「はじめよう.みんな」ではプロモーション動画などを公開しており、趣味のコミュニティサイトなおでの活用方法を提案している

 「.みんな」のランドラッシュ期間開始に合わせて、Googleでは特設サイト「はじめよう.みんな」を開設。実際に同gTLDを使ったURL「http://はじめよう.みんな」で運用している。また、インターリンクではドメイン名登録サービス「ゴンベエドメイン」のサイト内に「.みんな」の申し込みページを用意している。

インターリンクが運営するドメイン名登録サービス「ゴンベエドメイン」の「.みんな」申し込みサイト

 グーグルでは、「.みんなは、Googleが新たに獲得したgTLDの中で、初めて開放するものです。新しいドメインを広く提供することで、.com、.net、.orgなどとは違った、インターネット上の新たな居住地を作りたいと考えています。さらにインターネットの世界を充実させることができるよう、今後も新たなgTLDの提供を進めていきます」とコメントしている。

(永沢 茂)