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震災関連ページに「はてブ」付けると、国会図書館へのアーカイブ推薦可能に

 株式会社はてなは11日、国会図書館と協力し、東日本大震災に関するウェブサイトの情報提供を呼び掛ける取り組みを開始した。東日本大震災に関連したページを「はてなブックマーク」にブックマークすることで、国会図書館が整備している東日本大震災アーカイブ「ひなぎく」にそのページを収録するよう推薦できる。

 同日以降、専用タグ「ひなぎくはてな」を付与してブックマークすることで、記録すべきサイトのURLとして「ひなぎく」プロジェクトに推薦される。推薦されたサイトは、まず第1弾として5月ごろをめどに、国立国会図書館とハーバード大学ライシャワー日本研究所が内容を精査する。

 なお、Facebookなど閲覧制限のあるSNSや、文脈から切り離して捉えることの難しいTwitterは今回の取り組みの収集対象外だという。また、「.go.jp」ドメインなど公的機関のURLについては「ひなぎく」などですでにクロール対象としているため、「東日本大震災について記録されている個人サイト、ボランティアのブログなど、なくなってほしくない民間のウェブの情報源を投稿ください」と呼び掛けている。「後世に伝えるために、このサイト、この記事、このファイルを残すことが重要だ」というもので、固定URLがあるものであれば、ブログ、ウェブサイト、PDFファイルなど、形式は問わないとしている。

 はてなブックマークでは、推薦されたサイトを一覧できる特設カテゴリー「3.11」も開設した。

「はてなブックマーク」の特設カテゴリー「3.11」(はてなブックマーク開発ブログより画像転載)

 「ひなぎく」では、震災に関するあらゆる記録・教訓を次の世代へ伝えることを目的として写真や動画、ウェブサイトなどを収集しているが、震災から3年が経過し、こうした記録が散逸・消失される恐れも増しているのだという。

(永沢 茂)