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KADOKAWAの公式サイト、また不正侵入被害、フィッシングに悪用された可能性

 株式会社KADOKAWAは、同社公式サイトへの不正侵入によってサーバーがフィッシングメールの送信に悪用された可能性があるため、サイトを閉鎖して調査を進めていると発表した。

 KADOKAWAによると、個人情報の流出やマルウェアへの誘導を仕組まれた痕跡は現時点では一切見つかっていないが、万全を期すための調査と対策を行うため、しばらくの期間、サイトを閉鎖するとしている。

 KADOKAWAの公式サイトは1月にも不正侵入被害に遭ったばかり。その時は、閲覧者のPCにマルウェア感染を試みる改ざんを受けていた。

KADOKAWA公式サイトのコンテンツは現在、サイト閉鎖・調査の告知ページ以外は、会社概要、プライバシーポリシーのみ。なお、角川書店やアスキー・メディアワークスなど、リンク先の各ブランドカンパニーのサイトは利用可能

(永沢 茂)