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Twitter、Androidホームスクリーンアプリ「Cover」を買収

 米Twitterが、Androidホームスクリーンアプリ「Cover」を買収したことが7日、Cover公式ブログで発表された。買収金額等の詳細は明らかにされていない。

 Coverアプリは当面の間、Google Playでの公開が継続される予定だ。

 Coverは、Androidのホームスクリーンに取って代わり、「家」「職場」「車中」「外出中」などの場所に応じて最も使用するアプリや設定に自動的に切り換えてくれる。場所を加速度計などによって把握することで、ユーザーはスマートフォンを手にした際に、最適のアプリ群に素早くアクセスできる。画面をスワイプすることでアプリをチラ見する「Peek」など、独自のユーザーインターフェイスを提供しており、これらの機能の実現のために、iOSにはないAndroidの自由度を最大限に活用している。

 Coverは、2013年10月に公開され、発表によれば「何十万もの人々」によってダウンロードされたとしている。現時点でもベータ版のままで、高度なカスタマイズを行うことから、利用できる地域や機種には制限があるとしている。

 TwitterがCoverを買収した理由については、アプリを活用するためなのか、それとも人材を獲得するためなのかを含め、明らかになっていない。

 買収発表文でCoverチームは、「TwitterはCoverと同じく、Androidの驚くべきポテンシャルに確信を抱いている。彼らとは、スマートフォンはよりスマートになれる、つまりより便利で、より状況を把握できるはずだという我々のビジョンを共有している。そして一緒になることによって、我々はそれを実現するつもりだ。我々は、Coverを素晴らしくしている多くの事柄を土台に新しく築いていくことになり、Twitterでより良いものを創造することに興奮を覚えている」とコメントしている。

 米調査会社comScoreが2014年3月に発表した2014年1月スマートフォンプラットフォーム別シェアを見るとAndroidは51.7%、iOSは41.6%となっている。

 Android向けホームスクリーンアプリでは、米Facebookが「Facebook Home」を2013年4月に発表している。しかし現時点までに人気を得るには至っていない。

(青木 大我 taiga@scientist.com)