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総務省統計局、統計の有益性を実感してもらうスマホアプリ「アプリDe統計」

 総務省統計局と独立行政法人統計センターは15日、統計情報を提供するスマートフォンアプリ「アプリDe統計」を開発したと発表した。統計におけるオープンデータ高度化の取り組みの一環として、国民に広く統計の有益性や便利さを実感してもらうことが狙い。職員のアイデアを具体化し、新藤義孝総務大臣が命名したという。

 現在は試行版としてAndroid 4.0.3以上に対応。Google Playより無料でダウンロードできる。スマートフォンのGPSと統計API機能を連動させ、現在地の市区町村の統計データを表示する「City Stat」、基本的な統計データを表示する「ポケット統計」、さまざまな日にちなんだ統計情報の紹介や統計にまつわるクイズ出題などを行う「とうけいどけい」といった機能がある。

 当面、利用可能な主な統計データは、人口・世帯(国勢調査)、民営事業所数・従業者数(経済センサス活動調査)、主な価格(小売物価統計調査)、1カ月間の収入と支出(家計調査)など。

(永沢 茂)