JTBGMT、観光ツアーのバス車両で無料Wi-Fi提供、外国人観光客のニーズに対応

　株式会社JTBグローバルマーケティング＆トラベル（JTBGMT）は、外国人観光客向けパッケージツアーで無料Wi-Fiサービス「JTBGMTフリーWi-Fi」を4月30日より提供すると発表した。国内パッケージツアーブランドの「サンライズツアー」と「エクスペリエンスジャパン」で順次導入し、6月2日以降は東京発着の全ツアーバス車両で対応する。2015年以降は地方発着のツアーにも順次拡大する予定。

　JTBGMTは、JTBグループでインバウンド（訪日）旅行を専門に扱っている会社。2020年の東京オリンピック／パラリンピック開催なども見据え、外国人旅行客からの要望が多いという無料Wi-Fiサービスを提供することとした。同社によれば、ツアーバス車両内にアクセスポイントを設置し、ツアー顧客向けに無料Wi-Fiを提供する取り組みは国内ツアーバスではあまり例を見ないという。

　JTBGMTフリーWi-Fiは、JTBGMTの認証ポータル画面にエントリーして利用する仕組み。認証ポータル画面は英語、中国語（繁体字、簡体字）、韓国語、日本語に対応する。