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NTT西、ビデオや写真をデジタル化する「思い出アルバム on フレッツ」
(2014/4/30 06:00)
西日本電信電話株式会社(NTT西日本)は4月28日、自宅にあるビデオテープや写真などをデジタル化し、クラウド上に保管することでいつでもどこでも視聴できるようにするサービス「思い出アルバム on フレッツ」を開始すると発表した。4月30日より申し込み受付を開始する。
「思い出アルバム on フレッツ」は、NTT西日本のフレッツ回線サービス契約者を対象に提供。対象回線は「フレッツ 光ネクスト」、「フレッツ 光ライト」、「フレッツ・光プレミアム」、「フレッツ・ASDL」、「フレッツ 光WiFiアクセス」となる。
「思い出アルバム on フレッツ」では株式会社プラザクリエイトの技術を用いてデジタル化。対象となる原本は、各種ビデオテープ(VHS、S-VHS、VHS-C、S-VHS-C、Beta、Beta Hifi、Hi-Band Beta、ED Beta、8mmテープ、Hi8、DVC、MiniDV )、写真(台紙アルバム、ポケットアルバム、写真)、現像済みのネガフィルム。デジタル化の料金は、原本の種類と数により6つのプランが提供される。オプションでDVD作成も依頼可能だ。
ビデオをデジタル化するプランは、ビデオテープ1本1100円の「ビデオ単品プラン」、テープ10本まで9500円の「ビデオセットプラン10」、テープ20本まで1万4250円の「ビデオセットプラン20」の3つで、セットプランの場合は制限本数を超えた部分については1本1100円となる。
写真をデジタル化するプランは、台紙アルバムとポケットアルバムをデジタル化する「アルバムセットプラン」がアルバム5冊までで1万5000円。5冊を超える分については1冊3000円。「ネガフィルムセットプラン」はネガ50本までで1万5000円。50本を超える分については1本300円。「写真セットプラン」は写真300枚までで1万5000円。300枚を超える分については1枚50円となる。
デジタル化するには、サービスに申し込んだ後に送付される配送キットに、テープメディア等を入れて送るとデジタル化され、クラウド上にアップロードされる。その後、送付したテープメディア等はユーザーに返送される。往復の送料は「ビデオ単体プラン」を除き、セットプランに含まれる。
デジタル化後のクラウド保管については容量に応じて別途利用料が必要となる。初回利用時には、デジタル化およびクラウド保管のプランを両方の契約が必要。また、新規利用の場合にはほかに、初期費用が必要となる。
クラウド保管は、「ビデオ単体プラン」では1GB、その他のプランでは10GBの契約が必要となる。クラウド保管サービスの利用料は、1GBまで月100円、10GBまで月200円、20GBまで月300円、50GBまで月500円、100GBまで月1000円。1GBまでは初年度は無料で利用できる。
クラウド保管サービス契約後は、手持ちのデジタル写真をアップロードすることもできる。
データ視聴ができるOSは、iOS 4.1以上、Android OS 2.2以後(3.xを除く)、Windows Vista SP1以上/Windows 7/Windows 8。アクセスにはNTT西日本のアカウントとパスワードが必要となる。