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自作のイラストをグッズ化して販売できる「ニコニコ静画の印刷工房」開始

 株式会社ドワンゴと株式会社ニワンゴは1日、「ニコニコ静画」でユーザーの投稿イラストをグッズ化して販売できるサービス「ニコニコ静画の印刷工房(β版)」を開始した。

グッズ化された商品見本(Tシャツ、スマートフォンケース、クッションカバー)

 グッズ製造会社の株式会社大英グループとの共同企画として実現したサービスで、ユーザーがニコニコ静画に投稿したイラストについて申請することで、グッズをオンデマンド販売できる。ニコニコのアカウントを保有した20歳以上のユーザーで、オリジナルイラストのみ申請可能。ドワンゴによるグッズ化審査を通過したイラストのみグッズ販売を行える。

 販売できるグッズと価格(税別)は、スマートフォンケース26種類(3500円)、ピローケース(3500円)、B2横/縦タペストリー(3500円)、特大タペストリー(7000円)、等身大タペストリー(9000円)、抱き枕カバー(1万3000円)、Tシャツ(3500円)、ベッドシーツカバー(1万6000円)、マイクロファイバータオル(4500円)、クッションカバー(3500円)など。

 販売は「ニコニコ静画の印刷工房(β版)」のECサイトで行われ、商品化されたグッズ売上の10%が投稿者に分配される。グッズは受注生産となるため、ユーザーは在庫を持つことなく1個単位で販売できる。

 サービス開始時はβ版でのテスト運用期間となるため、登録申請イラストは一定の条件(閲覧数、投稿カテゴリなど)をクリアしているイラストから受け付ける。R15作品はβ版では申請できない。将来的には規約に反していないものはすべて申請できる予定としている。

(三柳 英樹)