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世界のモバイルブロードバンド人口、2014年末までに23億人〜ITUが発表

 ITUは5日、世界のICT利用に関する最新の予測値を発表した。世界のインターネットユーザーは2014年末までに約30億人に増加するとともに、モバイルブロードバンド契約者が23億人に達するとしている。

 約30億人のインターネットユーザーのうち3分の2が発展途上国のユーザーで占められるが、普及率で見れば世界平均が40%なのに対して、発展途上国は32%。先進国の78%とは大きな差がある。

 また、世界のインターネット利用世帯は、2014年末までに44%になるが、先進諸国では78%で飽和しつつあるという。一方、発展途上国での普及率は31%。固定ブロードバンドについては、2014年末までに普及率がほぼ10%になるが、世界全体で見ると伸びは鈍化しているという。

 一方、2014年末までに契約者が23億人に達する見込みのモバイルブロードバンドは、そのうちの半数以上が発展途上国の契約者で占められる。だたし、こちらも普及率で見ると、世界全体では32%なのに対して、発展途上国では21%にとどまる。一方、先進国ではその4倍の84%に上る。

 携帯電話の加入者は、同じく2014年末までに70億人近くになるという。増加の主な要因は、世界の携帯電話市場の78%を占めるという発展途上国での利用増加によるもの。ただし、世界全体における成長率は2.6%と過去最低レベルで、携帯電話の市場が飽和状態に近づいていると指摘している。

(永沢 茂)