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米Foursquare、新アプリ「Swarm」を公開

〜すぐそこの友達と落ち合う原点回帰となるアプリ

 米Foursquareは15日、新アプリSwarmを公開した。「近所にいる友達を見つけ、会う」という本来の目的に最新のテクノロジーを使って原点回帰したアプリだ。iOS 7.0以降、Android OS 2.3.3以降に対応し、iTunes App StoreとGoogle Playから無料ダウンロードできる。

 Foursquareは5月1日に、現Foursquareアプリを2つに切り分ける計画を発表。友人との社交的ソーシャル情報を受け持つ「Swarm」と、おもしろいスポットを発見するための新Foursquareアプリにすることを明らかにしていた。予告通りに公開された「Swarm」は、Foursquareが広めた「チェックイン」の仕方を大きく変えることになる。

 Swarmで一度スワイプするだけで、チェックインは終了する。やめたければまたスワイプするだけだ。その間は大まかな位置情報がGPSにより絶えず更新され続け、ユーザーは毎回チェックインする必要がない。ただし、詳細な場所や店の情報を知らせるには、明示的にチェックインする必要がある。チェックイン時はコメントを付けることもでき、そのために無料のステッカーも用意された。

 この新しい「チェックイン」によって、自分の周りにいる友達をメインスクリーンに絶えず表示できるようになった。友人たちは大まかな距離によって分類されている。

 この機能は「Neighborhood Sharing」と名付けられた。なお、位置情報にGPSを使用するため「電池寿命が大幅に消費される可能性」に注意を促している。

 Swarmの機能として、「周辺のプラン」が導入された。利用イメージとしては、ユーザーはただ友達に呼びかけるだけだ。Foursquareでは一例を挙げ、アプリのテスト中に「ビールでも飲まない?」と呼びかけただけで17件の返信があったのだという。呼びかけると近くの友人は通知を受け取り、簡単な計画を立てられる。このプランは同じ町にいるすべての友人に伝わる。

 Foursquareの魅力の1つは、過去に行った場所の検索ができることだった。そのためSwarmでもこの機能は残されている。プロフィール画面にいき、町、人物、場所の種類などから検索できるとしている。

 Foursquareは「チェックイン」という用語と概念を広めた。しかし、チェックインするためには利用者がマメでなければならない。どんなに簡単だとはいえ、スマートフォンを取り出し、アプリを起動し、チェックインする手間はかかってしまう。Foursquareはこの手間をできるだけ減らすよう改良をし続け。そしてその回答として、本来チェックインする目的である近くにいる友人を簡単に見つけて、落ち合えるようにすることに特化した「Swarm」を提示したと言えそうだ。

 なおSwarmのWindows Phoneアプリも開発中だとしている。別アプリとなる新Foursquareアプリはこの夏頃公開予定だ。

(青木 大我 taiga@scientist.com)