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「食べログPay」スタート、飲食店がスマホでクレカ決済可能、手数料3.0%

 飲食店情報サイト「食べログ」を運営する株式会社カカクコムは16日、クレジットカード決済サービス「食べログPay」の提供を開始した。イヤホンジャック接続式のカードリーダーを市販スマートフォンに接続することで、飲食店が手軽にカード決済を導入できる。初期費用および月額基本料は無料。決済手数料は3.0%(キャンペーン適用時料率)。

「食べログPay」による決済の流れ

 食べログPayは、ベリトランス株式会社の決済サービス「VeriTrans mPOS」をベースとしている。導入店舗向けのカードリーダーは無料(2台目以降は有料)。飲食店側はスマートフォンと「食べログPay」アプリの準備が別途必要となる。

 来店客は、スマートフォンの画面上で指によるサインを行うことで決済ができる。現時点で使用可能なカードブランドはVISA、MasterCard。レシートの発行を希望する場合は、メールで受け取れる。飲食店側で食べログPay対応プリンターが導入されていれば、紙でのレシート受け取りも可能。

 決済手数料3.0%はキャンペーン料率だが、キャンペーン期間中に申し込みを行えば、キャンペーン終了後も同料率が適用される。なお、キャンペーン終了時期は現段階で未定。

 食べログPayは申し込みから2週間程度で利用できる。また、加盟審査が行われる。飲食店への入金は月末締め15日払い・15日締め月末払いの月2回体制。ただし、1回の振込額が10万円未満の場合は、200円(税別)の手数料がかかる。

(森田 秀一)