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米Facebook、モバイルアプリに背景音認識機能追加へ

〜視聴中のテレビ番組をワンタップでアップデート

 米Facebookは21日、背景音から視聴中の音楽やテレビ番組を簡単に認識し、近況アップデートに素早く書き込める機能を近々モバイルアプリに追加すると発表した。数週間以内に米国内限定でiOS/Androidアプリに追加されるとしている。

 機能が追加されると、Facebook近況アップデート画面上部にオーディオアイコンが表示される。これをオンにすると、スマートフォンのマイクが外部の音を拾い、音をもとに視聴中のテレビ番組、映画、音楽を認識。認識できると番組名などが表示されるので、タップするだけで近況アップデートに共有できる。

 プライバシーにも配慮し、音が保存されることはなく、視聴中の番組が共有されるのは利用者がタップしたときのみであり、無断で共有されることはないと説明している。共有したくない場合、オーディオアイコンをキャンセルできるほか、プライバシー設定からアプリでマイク利用をオフにすることもできる。

 音楽を共有した場合、友人は曲の30秒プレビューを見られるほか、テレビ番組の場合はニュースフィードに番組のシーズンやエピソード番号が表示されるとしている。

 現在150チャンネル以上で放送されている楽曲、テレビ番組の認識に対応しているが、今後さらに増やす予定だ。

 この分野を巡っては、米Twitterが2013年に大手メディア企業や視聴率調査会社と提携を発表。ネット利用者の多くはTwitterで視聴中のテレビ番組関連ツイートを行っていると言われ、メディア業界の広告費を勝ち取るために、FacebookとTwitterは激しく競っている。また、この分野で先行してきた「Shazam」はiOSに機能を組み込むことで米Appleと協力しているという未確認報道もある。

 近々公開の新機能が持つ認識精度、対応曲数、また他の国にもサービスを展開するのかを巡ってますます注目が集まりそうだ。

(青木 大我 taiga@scientist.com)