ニュース

YouTube、クリエイター向けチャンネル管理公開、60fps対応も発表

 米Google傘下のYouTubeは26日、YouTubeで動画を配信しているクリエイター向けの新サービスや新機能として、チャンネル管理用のモバイル向けアプリ「YouTube Creator Studio」や、無料で使えるオーディオライブラリへの効果音の追加、60fps動画への対応などを発表した。

 「YouTube Creator Studio」は、クリエイターが自身のYouTubeのチャンネルを管理できるアプリ。Android向けアプリがすでに公開されており、iOS向けアプリは近日公開予定。チャンネルの視聴数や登録者数などの統計情報の確認、コメントやメッセージの確認・返信、プッシュ通知のカスタマイズなどを行える。

「YouTube Creator Studio」アプリ

 動画に利用できる著作権フリーの楽曲などをダウンロードできるオーディオライブラリには、効果音などを収録した「音声」タブが追加。赤ちゃんの声、ドアが開く音、衝撃音といった各種の音声がダウンロードできる。

 また、今後数カ月以内に48fpsと60fpsの動画をサポートすることを表明。ゲームなどの動画に活用できるとしており、「YouTube Creators」チャンネルでサンプルが公開されている。

 このほか、ユーザーがクリエイターに資金を寄付できる「Fan Funding」機能や、動画でコラボレーションしたクリエイターにタグを付ける「Creator Credits」機能、ファンが動画に字幕や翻訳を付けられる機能などを発表した。

(三柳 英樹)