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イオン、格安スマホ第2弾を発売、3G対応端末込みで月額1980円

 イオン株式会社は、ビッグローブ株式会社との協業により、音声通話に対応したSIMと3G対応スマートフォンをセットで7月4日より発売する(7月1日より予約開始)。価格はSIM・端末込みで1980円(税別。通信サービス料の月額1350円と24回払いによる端末代の月々の支払額630円の合計)。

 「イオンスマホ」の第2弾として、30秒あたり20円(税別)の音声通話と月間通信容量1GBのデータ通信に対応したSIM「BIGLOBE LTE・3G 音声通話スタートプラン」と、株式会社ジェネシスホールディングスが展開する「geanee」ブランドのスマートフォン「FXC-5A」をセットで提供するもの。新規契約に加えMNPでの契約も可能だ。

 通信は3Gのみで、下り最大14Mbps。月間通信量が1GBを超えた後は128kbpsでの通信となる。また、直近72時間以内に120MBを超えた場合、通信制限を行う場合があるとしている。100MBにつき300円で追加容量をチャージすることも可能。

 有料サポートとして「イオンスマホ安心パック」を提供。端末の不具合時に電話で対応する「イオンスマホ保証サービス」が月額250円(税別)、スマートフォンの使い方から接続設定、トラブルに電話でサポートする「イオンスマホ電話サポート」が月額300円(税別)、キングソフト製のセキュリティソフト「イオンスマホセキュリティ」が月額150円(税別)で提供される。

 FXC-5Aの主なスペックは、CPUがMT6582M(1.3GHzクアッドコア)、メモリ512MB、5型QHD液晶、500万画素アウトカメラ、標準SIMとmicroSIMのデュアルSIMスロットを搭載。ワイヤレスは、W-CDMA 2100/800MHz GSM 1900/1800/900/850MHz、IEEE 802.11b/g/n、Bluetooth 4.0に対応する。OSはAndroid4.4。

イオンスマホ第2弾のFXC-5A(左)

 販売ルートは、イオン、ミニストップなど全国447店舗。一部店舗では、スマートフォン端末本体のみの販売も行う。販売目標は5万台。

(山川 晶之)