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マップルが海釣り用地図アプリ、「new pec」採用で等深線・魚礁・根など収録

 株式会社昭文社の子会社である株式会社マップル・オンは9日、海釣りをする人向けの地図アプリ「海釣図〜GPSフィッシングマップ〜」をリリースしたと発表した。一般財団法人日本水路協会が提供する「航海用電子参考図(new pec)」を、スマートフォンアプリとしては初めて採用したという。Android版とiPhone版があり、月額400円(税込)。

 new pecとは、専門的で高度なデジタル魚群探知機などに採用されている電子データで、一般の釣りユーザーの間では高価なデータとして認知されているのだという。海釣図では、new pecに収録されている等深線、魚礁、根、定置漁具などの情報を網羅しつつ、2級船舶で必要な海岸から5海里(約9km)の範囲に限定することで、安価に利用できる月額サービスを実現したとしている。

 地図データを端末にダウンロードしておくタイプの地図アプリのため、通信が不安な海上でも安心して利用できるという。提供エリアは房総半島〜相模湾(外房北部、外房南部、南房、三浦半島・内房、相模湾、東伊豆)で、順次、全国に拡大予定。2万5000分の1の詳細図では、最小1m間隔の等深線を収録。航行の安全に必要な暗岩、洗岩、干出岩、危険界線も表示する。遊漁船やレンタルボートの出船場所となる漁港を網羅しているほか、プレジャーボートの立ち寄りに便利なマリーナ、フィッシャリーナ、海の駅も収録している。

 スマートフォンのGPSやジャイロセンサーを使って現在地や船の進行方向を表示することにより、目印のない海上でもポイントへ容易に移動できるとしている。釣果のあった魚礁や根は「マイポイント」として登録しておくことが可能。船の航行軌跡(GPSログ)も釣行記録として保存しておける。

(永沢 茂)