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「Google+」が実名使用ポリシーを変更、自由な名前を使えるように

 Googleは15日、SNS「Google+」において実名の使用を求めていたポリシーを変更することを、Google+への投稿で明らかにした。

 Googleでは、実名使用のポリシーは実際の人物によるコミュニティの構築に役立ったが、一方では実名の使用を望まない多数の人を締め出すことになったと説明。Google+の成長とともにコミュニティも確立し、Google+ページのオーナーが任意の名前を使えるようにしたり、YouTubeのユーザー名をGogle+で使えるようにするといったポリシーの拡大を行ってきたが、今後はすべての制約なく自由な名前が使えるようにするという。

 Googleでは、ユーザーが長い間この変更を要求してきたことを認識しており、名前に関するポリシーが不透明だったことから、不必要に困難な体験をユーザーにさせてしまったことを謝罪すると説明。今回の変更により、Google+が友好的な場所になることを期待するとともに、熱心に意見を表明し、Google+で思いやりのあるコミュニティの構築を続けてきたユーザーに感謝するとしている。

(三柳 英樹)