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東京メトロ、列車の運行情報などAPI提供、アプリ開発コンテストがスタート

 東京地下鉄株式会社(東京メトロ)は12日、列車の在線位置などのデータを活用したアプリを募集する「オープンデータ活用コンテスト」の開発者向けサイトをオープンし、応募の受付を開始した。

 列車位置や遅延時間などの情報をAPIで提供し、それらのデータを活用したAndroid/iOSアプリ、Windowsストアアプリ、ウェブアプリを広くを開発してもらうのが狙い。

「東京メトロ10周年スペシャルサイト」内にある「オープンデータ活用コンテスト」のページ

 従来より同社がウェブサイトで公開している時刻表や駅別乗降人員、バリアフリーなどの情報に加え、列車の方向(どこ方面行きか)、列車番号、普通・特急・急行・快速・臨時といった列車種別(試運転・回送の非営業列車は非公開)、始発駅・行先駅、所属会社(どの鉄道事業者の車両か)、在線位置(ホーム・駅間の2区分)、遅延時間(5分以上の遅れを「遅延」として表示)といったデータを提供する。データ形式はJSON-LD。

 アプリ開発者がこれらのデータのAPIを利用するには、専用サイトでユーザー登録が必要。また、専用サイトで提供するデータは、コンテスト以外の目的で使用することが規約により禁じられている。

 募集期間は11月17日まで。応募にあたっては、開発したアプリを実際に公開しているGoogle Play/App Store/WindowsストアまたはウェブサイトのURLが必要。

(永沢 茂)