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文章執筆用の「WZ Writing Editor 2」発売、DirectWrite文字描画に対応

 株式会社WZソフトウェアは8日、文章執筆用テキストエディターの新バージョン「WZ Writing Editor 2」の販売を開始した。対応OSはWindows 8.1/8/7/Vistaで、ダウンロード版の販売価格は4800円(税別)。30日間利用可能な体験版も公開している。

「WZ Writing Editor 2」のメイン画面

 WZ Writing Editor 2は、縦書き表示やルビ(ふりがな)の処理など、各種の原稿や論文執筆に役立つ機能を搭載したテキストエディター。同じくWZソフトウェアが発売中の「WZ EDITOR」はプログラム入力なども考慮した汎用エディターと位置付けられており、それぞれ別シリーズとして開発・販売が行われている。

 WZ Writing Editor 2では、テキスト描画API「DirectWrite」による文字表示を新たにサポート。Windows 8.1以降では「游明朝」、Windows 8以前では「MS明朝」のフォント表示品質が向上した。DirectWrite適用外のフォントについても、WZ Writing Editor 2のクリアビュー機能による美しい文字表示が可能としている。

 また、電子書籍フォーマットとして知られる「EPUB3」での出力が可能となった。縦書き/横書き/縦中横/ルビ/傍点の書式出力を行える。EPUB3の構成ファイルであるCSS(スタイルシート)の編集もできる。

 このほか、分かれていた各種設定画面を「設定プロパティシート」に集約。任意のテキストやルビを絞り込み表示する「俯瞰編集」機能の追加や、文字背景色の色分け機能の強化などが行われている。

設定画面

(森田 秀一)