国会図書館公開古書のKindle版「Kindleアーカイブ」が1100タイトルを突破

　Amazon.co.jpは、国立国会図書館が「近代デジタルライブラリー」で公開しているパブリックドメインの古書をKindle版として販売する「Kindleアーカイブ」で、利用対象タイトルが16日現在で1100タイトルを超えたと発表した。

　Kindleアーカイブは、著作権保護期間が満了した作品を国会図書館が近代デジタルライブラリーとして公開している画像データを、Kindle本として最適化し、販売するサービス。国会図書館の近代デジタルライブラリーはPCのウェブブラウザーからの閲覧に限られるが、Kindleアーカイブは各種端末からの閲覧が可能となる。

　Kindleアーカイブの対象タイトルには、「仮名手本忠臣蔵」「武士道」「源氏物語」「伊勢物語」などの人気作品も含まれており、今後も随時対象タイトルを増やしていく予定。Amazon.co.jpでは、人気書籍100冊を期間限定で無料で閲覧できるキャンペーンも実施する。