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映像配信大手の米Netflixが今秋日本上陸

 米Netflixは4日、映像配信サービス事業を日本で今秋から提供開始すると発表した。2016年にはサービスのグローバル展開を目指す。

 Netflixは、厳選したテレビ番組や映画を配信するサブスクリプション型の動画配信サービス。世界50カ国で5700万ユーザーが利用しており、1カ月の合計視聴時間は20億時間を超えるという。視聴デバイスは、スマートフォン/タブレット、PC、スマートテレビ、ネット接続対応ゲーム機、STBなどに対応しており、屋内外問わず利用できる。

 価格や配信プログラム、対応デバイスについては後日発表するとしているが、日本のテレビ番組や映画のほか、Netflixのオリジナル作品(Marco Polo、Sense8など)も配信する。また、日本進出に向けて東京にオフィスを開設。2013年から同社でチーフストリーミング&パートナーシップオフィサーを務めるGregory K.Peters氏が、Netflix Japanのゼネラルマネージャーに就任する。

 Peters氏は「日本に住む人々が世界中の素晴らしいエンターテイメントに低い月額料金でアクセスできるほか、日本の素晴らしいテレビ番組や映画へのアクセスが増えることで、5700万のNetflixユーザーにベネフィットをもたらす」としている。

 Netflixでは、日本に先立って3月からオーストラリアやニュージーランドでのサービス開始を予定している。

(山川 晶之)