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Flash Playerセキュリティアップデート、11件の脆弱性を修正

 米Adobe Systemsは12日、Flash Playerのセキュリティアップデートを公開した。ユーザーに対してアップデートの適用を呼び掛けている。

 今回アップデートした最新バージョンは、Windows/Mac向けが「17.0.0.134」、延長サポート版が「13.0.0.277」、Linux向けが「11.2.202.451」。Flash Playerを内蔵しているGoogle ChromeとWindows 8以降のInternet Explorerについてもアップデートが提供されており、ユーザーには自動的に更新が適用される。

 アップデートでは、計11件の脆弱性を修正。脆弱性が悪用された場合、特別に細工されたウェブページを閲覧した際に、悪意のあるコードを実行させられる危険がある。

 修正する脆弱性の危険度は4段階で最も高い“Critical”。適用優先度は、3段階で最も高い“Priority 1”(Linux向けを除く)とされており、Adobeではなるべく早急にアップデートを適用することを推奨している。

(三柳 英樹)