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米Amazonが希少な紙の本をAIトレーニングのために大量購入中? 海外メディアの追跡調査で発覚
2026年8月18日 11:29
AI企業による紙の本の大量スキャンと廃棄が話題になる中、ある書店に注文が入った約千冊もの希少本の輸送を追跡したところ、Amazonの極秘施設に行き着いたというレポートが海外で話題になっている。
これは海外メディア「404 Media」が行った追跡調査によるもので、AI企業による匿名注文と見られる約千冊にもおよぶ希少本の配送に、書店員の協力を得てAirTagを同梱することに成功。輸送状況を追跡したところ、最終的にラスベガスにあるAmazonの倉庫に運び込まれたことが確認された。VGT3と呼ばれるこの倉庫で働く従業員によると、この倉庫は紙の書籍をスキャンするための未公表施設であり、到着した本は製本部分を切り取られた上でスキャンされ、最終的にすべて廃棄されるという。
日本ではかつて紙の本を電子データ化する「自炊」に絡み、裁断後の本がオークションに出品されることで著作権者に利益が一切還元されないことが問題視されたため、スキャン後の本を処分する行為に一定の理解が得られている。しかし、AI企業のトレーニングのための紙本のスキャンでは、希少本を含む膨大な紙の本が廃棄されることから海外では反対する声も根強く、今回の404 Mediaの追跡調査はその実態把握のために行われた。
Amazonは、今回明らかになった本の大量購入について「お客様が利用する製品やサービスの開発・改善に役立てるため、商業ルートを通じて書籍を購入しています」とのみコメントし、具体的な目的やスキャンおよび廃棄の有無など、404 Mediaの質問には回答しなかったとのことだ。404 Mediaの元記事では詳細な輸送ルートなども記載されているので、興味のある方は元記事を参照されたい。
- We Tracked a Shipment of Rare Books. It Ended at an Amazon AI Training Facility(404 Media)
https://www.404media.co/we-tracked-a-shipment-of-rare-books-it-ended-at-an-amazon-ai-training-facility/