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Google、Gmailのパスワードを他のサイトで入力すると警告を表示するChrome拡張機能

 Googleは29日、フィッシング詐欺対策として、ウェブブラウザー「Google Chrome」の拡張機能「パスワード アラート」を公開した。

 フィッシング詐欺では、各種サービスの偽ログインページを作成してユーザーを誘導し、アカウントやパスワードを入力させようとする手法が用いられる。

 拡張機能「パスワード アラート」は、こうした詐欺ページにユーザーが騙されるのを防ぐため、ユーザーが正規のログインページ以外にGoogleのパスワードを入力した際に、警告を表示する。

 警告画面では、パスワードを再設定するか、警告を無視してそのまま継続するかを選択できる。他のサービスでGmailと同じパスワードを使用している場合にも警告が表示されるが、パスワードの使い回しは危険だとして、パスワードを変更することを推奨している。

(三柳 英樹)