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Microsoft、太平洋を横断する新たな海底ケーブルの建設に参画

 米Microsoftは11日、新たな太平洋横断海底ケーブル「New Cross Pacific(NCP)Cable Network」を建設するコンソーシアムへの参画を発表した。

 コンソーシアムは、台湾のChunghwa Telecom、中国のChina Mobile、China Telecom、China Unicom、韓国のKT、日本のソフトバンクモバイルなどで構成。NCPは米国、中国、台湾、韓国、日本を結ぶ1万3000kmに及ぶもので、2017年下期の稼働が計画されている。Microsoftは、米国側の最初の陸揚げ局に投資する予定だという。

NCPの接続ポイント(Chunghwa Telecomのプレスリリースより)

 あわせてMicrosoftでは、アイルランドのAqua CommsおよびHibernia Networksとの契約も発表。大西洋横断海底ケーブルによる北米・欧州間のコネクティビティ強化も発表した。海底ケーブルで世界のデータセンターを結び、AzureやOffice 365などを含む同社クラウドサービスのインフラ整備を図る。

(永沢 茂)