バッファロー、8300円で11acにもビームフォーミングにも対応した無線LANルーター「WHR-1166DHP2」

　株式会社バッファローは、IEEE 802.11ac/a/b/g/n対応のデュアルバンド無線LANルーター「WHR-1166DHP2」を6月上旬に発売すると発表した。価格は8300円（税別）。

　無線通信速度（規格値）は、5GHz帯で最大866Mbps（11ac接続時）、2.4GHz帯で最大300Mbps（11n接続時）。スマートフォンなど子機側の端末の位置・距離を判別し、そこを狙って最適な電波の束を形成する技術「ビームフォーミング」に対応しており、同技術に対応したiPhone 6/6 PlusやGALAXY S4といった端末で速度向上が期待できるとしている。

　初期設定は、スマートフォン／タブレット向けの専用アプリ「QRsetup」に対応。WHR-1166DHP2に付属するQRコードを同アプリから読み込むだけで、スマートフォン／タブレットとの無線接続・セキュリティ設定が完了するため、PC不要で導入できる。また、「StationRader」アプリからも、ゲストポートのオン／オフなどを含む各種設定の確認・変更が行える。このほかAOSSやWPSでの設定にも対応する。

　有線ポートは、WAN側×1ポート、LAN側×4ポート。WAN側のみギガビット（1000BASE-T）対応とし、スマートフォン／タブレットでは利用機会が少ないLAN側は最大100Mbps（100BASE-TX）にしたことで、高機能モデルよりもコンパクト化・低価格化したという。本体サイズは、55×159×131mm（突起部を除く）、重さは約265g。