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「BitCash ST」と「BitCash EX」が統合、年齢区分をなくして「買い間違えた」解消

 ビットキャッシュ株式会社は1日、電子マネーサービスの「BitCash ST」と「BitCash EX」の区分を廃止したと発表した。同日より「ビットキャッシュ」の名称に統合して販売していく。

 BitCashは、コンビニエンスストアなどで購入できるプリペイド式電子マネー。各種コンテンツ/サービスの購入時に、ひらがな16文字のプリペイドIDを入力することで簡単に決済できるのが特徴。また、コンテンツ/サービス購入時に個人情報の取得を必要としない決済システムのため、ユーザーのプライバシー保護や個人情報保護の観点から安心に利用できるとしている。

 これまでは年齢制限によって区分されており、購入時の年齢制限がない一方で、成人向けコンテンツ/サービスの決済には利用できない「BitCash ST」と、購入時に年齢制限(成人20歳以上)がある一方で、成人向けコンテンツ/サービスにも利用できる「BitCash EX」の2種類が提供されていた。

 今回の統合により、こうした購入時および利用コンテンツ/サービスの制限がなくなり、「“どなたでも”購入することができ、すべてのご利用先(ビットキャッシュ加盟店)でお使いいただける電子マネーとなる」としている。

 ビットキャッシュによると、利用者から「どちらを選べば良いのわからない」「買い間違えてしまった」などの意見が多く寄せられていたという。

 なお、「ビットキャッシュ」を年齢制限付き(成人向け)コンテンツ/サービスで利用する際は、利用先の規定に基づき「年齢認証」を行うかたちになるという。

 また、購入済みの「BitCash ST」「BitCash EX」は、統合後もそのまま利用できるほか、統合後の「ビットキャッシュ」への残高引き継ぎも可能。

(永沢 茂)