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スマホでお手軽VRを実現する「Google Cardboard」が日本語を含む39言語に対応
（2015/10/13 12:45）
米Googleは12日、同社の無料VRアプリ「Google Cardboard」のiOS/Android版を、39言語・100以上の地域でリリースしたと発表した。
Cardboardは、ダンボールなどでできた簡易ビューアーにスマートフォンをマウントして、「Oculus Rift」のようなVRデバイスとして利用できるもの。Google Cardboard対応アプリは、これまでに1500万ダウンロードを突破している。
ユーザーは、Googleが無料で公開しているビューアーのデザインデータから自作のCardboardビューアーを作成できるほか、Cardboard準拠の「Mattel View-Master」「Zeiss VR One GX」などが利用可能。日本ではハコスコがCardboardのデザインを元にしたビューアーなどを販売している。
同アプリの世界提供にあわせて、Cardboardの開発者向けドキュメントも10言語でサポートしたほか、「Cardboard SDK for Android」「Cardboard SDK for Unity」をアップデート。加速度センサーやジャイロセンサーからの情報を処理するアルゴリズムを改良した。
これにより、高品質でないセンサーを積んだスマートフォンでも、映像のぶれなどが抑えられるという。また、Unityネイティブの歪曲エフェクトをサポートすることで、iOSの「Metal」レンダリングのほか、Androidのマルチスレッドレンダリングをサポートする。
そのほか、Googleストリートビューの最新アップデートで、Google Cardboardに対応した。iOS/Android版ともに対応する。
