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【使いこなし編】第236回
TP-Link「Tapo C222」本体のmicroSDに保存した動画をスマホアプリからチェックする
2025年4月24日 06:00
本連載で第229回から、自宅の見守り用途にTP-Linkのネットワークカメラ「Tapo C222」を使ってみている。前回は、クラウドサービス「Tapo Care」を使わず、カメラ本体に装着したmicroSDカードに映像を保存するように設定してみた。今回は、この設定後に自動録画させた動画(イベントクリップ)をチェックしてみよう。
内蔵メディアの動画を表示するように設定を切り替える
「TP-Link Tapo」アプリで[ホーム]のカメラを選ぶか、[カメラ]タブでカメラ映像内の[管理]を選んで、カメラの管理画面を表示させる。ここで[再生&ダウンロード]を選択すると、録画された動画の再生ができる。最初はクラウドサービスを表示する設定になっているので、内蔵メディアに切り替えるとmicroSDカード内に自動録画された動画が表示されるはずだ。
録画した動画はハサミのアイコンをタップすることで、任意の長さのクリップとして新たにダウンロードできる。連続録画をした中から必要なシーンのみを切り出すのに便利だ。再生しながら録画ボタンで必要な長さだけ再録画という方法でも、新たなクリップを作ることもできる。この方法を使うと、ループ録画でmicroSDカードから上書き消去される前に、必要なシーンのみを抽出して別途保存しておくといいだろう。
今回までで、自動録画をローカルに保存する方法も実践し、TP-Linkのネットワークカメラ「Tapo C222」を一通り活用できるようになっているはずだ。ここでいったん区切りにして今回で完了ということにする。クラウドサービス「Tapo Care」を使うか、microSDカードに保存していくか、どちらにするかは、使い勝手を比較してみて各自決めてみて使い続けてほしい。
【今回の教訓(ポイント)】
「TP-Link Tapo」アプリでmicroSDカード内の動画を見るには切り替えが必要
録画はアプリを使って必要な部分を切り出して別ファイルで保存することもできる