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TP-Link、スマートホーム「Tapo」シリーズのセンサーやボタン7製品を発売

 ティーピーリンクジャパン株式会社(TP-Link)は、スマートホーム製品「Tapo」シリーズのハブ、センサー、スイッチなど7製品を6月22日に発売する。

 Tapoシリーズは、スマートフォンの「Tapo」アプリで一括して管理できるスマートホーム製品。今回発売される7製品のラインアップは以下の通りで、スマートハブの「Tapo H100」が同時に発売されるほかの6製品との接続を仲介するため、ほかの全ての製品の利用にはTapo H100が必要となる。アプリを通じて設定や操作が行えるほか、センサーの検知をトリガーにスイッチを切り替えるなど、製品間で連携して動作させることもできる。

スマートハブ「Tapo H100」

 対応するTapoシリーズを最大64台接続し、連携可能なスマートハブで、チャイム機能も持つ。Wi-Fi親機と2.4GHz帯で通信し、Tapoシリーズ製品とは868/922MHz帯で通信する。省エネプロトコルにより、連携した機器がバッテリー搭載の場合、通常よりも最大10倍長く動作できるとしている。市場想定価格は2800円。

 チャイム機能はスマートアラーム・ドアホンとして利用でき、警告音を発したり、19種類の音声を目的に応じて流したりできる。本体サイズは62.5×51×72mm(幅×奥行×高さ)。ACコンセント直挿しで使用する。

スマートモーションセンサー「Tapo T100」

 センサーから120°の範囲、最大7mまでの距離で、人などの動きを検知する。市場想定価格は2600円。

 動作を検知してスマートフォンに通知を送ったり、TapoシリーズのスマートLEDランプを点灯させたり、といった活用が可能。本体サイズは42.3×34×42.3mm(幅×奥行×高さ)で、両面テープが付属。CR2450電池×1で動作する。

スマート接触センサー「Tapo T110」

 2つに分かれるセンサーを設置して、ドアや窓の開閉を検知する。市場想定価格は2200円。

 Tapo T100と同様に、動作を検知してスマートフォンに通知を送ったり、TapoシリーズのスマートLEDランプを点灯させたり、といった活用が可能。本体サイズは37.5×12.3×61.4mm(幅×奥行×高さ)で、スリーエム(3M)製のテープが付属。CR2032電池×1で動作する。

スマート温湿度計「Tapo T310」

 ±0.3℃/±3%RHの精度を持つスマート温湿度計。市場想定価格は1800円。

 温度が設定した範囲外になったときにスマートフォンに通知を送ったり、Tapoシリーズと連携して家電製品を起動したり、といった活用ができる。また、温度と湿度の記録を取ることも可能。本体サイズは46×46×12.3mm(幅×奥行×高さ)で、スリーエム(3M)製のテープ、ストラップ、シール付きマグネットが付属。CR2450電池×1で動作する。

スマートデジタル温湿度計「Tapo T315」

 ±0.3℃/±3%RHの精度を持つ温湿度計で、E-inkディスプレイを搭載し、現在の温度と湿度を表示する。Tapo H100に接続せず、単体のデジタル温湿度計として使うことも可能。市場想定価格は2980円。

 スマート温度計としてはTapo 310と同様、温度が設定した範囲外になったときにスマートフォンに通知を送ったり、Tapoシリーズと連携して家電製品を起動したりできるほか、温度と湿度の記録を取ることも可能。本体サイズは62×24.5×62mm(幅×奥行×高さ)で、スリーエム(3M)製のテープが付属。単4電池×2で動作する。

スマートボタン+調光器「Tapo S200B」

 タップおよび回転の操作に対応し、連携したTapoデバイスを操作できる。例えば、シングルタップで照明のオン/オフ、ダブルタップで照明効果の変更、回転で明るさや色温度を調整、といった使い方が可能。市場想定価格は2300円。

 本体サイズは43.5×16.9mm(直径×高さ)。両面テープ、滑り止めテープ、取り付け用のテンプレートが付属しているほか、本体の磁石により鉄製品などに取り付ることもできる。CR2032電池×1で動作する。

スマートボタン+調光器+プレート「Tapo S200B」

 Tapo S200Bと同じボタンに、壁設置用のプレートが付いた製品。プレートに磁石でボタン+調光器を取り付ける。市場想定価格は2600円。

 プレートを含めた本体サイズは4384.8×23.7×128.8mm(幅×奥行×高さ)で、両面テープ、滑り止めテープ、ウォールテープが付属。CR2032電池×1で動作する。