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TP-Link「Tapo C500」、シリーズ初の屋外用パンチルト対応ネットワークカメラ

 ティーピーリンクジャパン株式会社(TP-Link)は4月20日、屋外用のパンチルト対応ネットワークカメラ「Tapo C500」の国内販売を開始した。市場想定価格は7700円。

 個人用向けネットワークカメラの「Tapo」シリーズとしては初となる、屋外用でパンチルトに対応した製品。水平360°、垂直130°の回転ができる。

 1/3インチのセンサーを搭載し、フルHD(1920×1080ピクセル)/15fpsの映像を撮影できる(H.264圧縮)。暗所では、最長30mまで撮影可能な850nmの赤外線LEDによるナイトビジョン撮影を行える。レンズを回転させて本体内に隠し、物理的に撮影不能な状態にする「フィジカルプライバシーモード」にも対応する。

 映像は本体のmicroSDカードスロットに装着したカード(別売、最大512GBに対応)に保存する。また、同社のサブスクリプションサービス「Tapo Care」に映像を保存することもできる。

 本体はIP65準拠の防塵・防水性能を持ち、無線LANはIEEE 802.11n/g/bの2.4GHz帯に対応する。給電は付属の電源アダプターにより行う。

 Android/iOSアプリ「TP-Link Tapo」から、各種設定や映像の視聴が可能。スマートAIによる人物検知&動作トラッキング機能を備えており、人物や動作を検知し、動きを追跡しながら必要に応じて通知することもできる。

 アプリを通じて、カメラ本体に付属のマイクとスピーカーによる通話が行える。動作検知時の警告音として音声を吹き込むことも可能で、駐車しないでください!」「置き配にしていただけますか」などの音声をカメラから発するようにできる。

警告音のカスタマイズの例

 Amazon AlexaとGoogleアシスタントに対応し、音声操作もできる。本体サイズは123.8×123×90mm。取り付け用のアンカー、ネジ、テンプレートと防水シールが付属する。

設置方法の例