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Oracle、JavaなどOracle製品の定例セキュリティアップデート公開、Java関連は24件の脆弱性を修正
(2015/10/21 18:28)
米Oracleは、Javaやデータベース関連製品など、同社製品に関する定例のセキュリティアップデート(Critical Patch Update)を公開した。
Oracleでは、四半期ごとにセキュリティアップデートを提供している。今回、Database Server、Database Mobile/Lite、Fusion Middleware、Java、Solaris、VirtualBox、MySQLなど、CVE番号ベースで合計154件の修正を行っている。
Java関連では、CVE番号ベースで24件の脆弱性を修正。このうち7件は、共通脆弱性評価システム(CVSS ver.2.0)の基本値が最も高い「10.0」とされており、危険度の高い脆弱性となっている。「Java SE JDK/JRE 8 Update」では、クリティカルパッチアップデート(8u65)と同時に、複数のバグのパッチセットアップデート(8u66)が公開されている。8u66には8u65の内容に加え、脆弱性以外の修正も含まれている。
JPCERT/CCやIPAによると、Javaプログラムを実行するためのソフトウェア環境であるJREには複数の脆弱性が存在し、第三者がJavaを不正終了させたり、任意のコードを実行させたりする可能性があるとしている。