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メガネ型センシングデバイス「JINS MEME」11月5日販売開始、原宿にフラッグシップストアをオープン
(2015/11/4 18:04)
株式会社ジェイアイエヌは4日、センシングアイウェア「JINS MEME(ジンズ・ミーム)」の旗艦店となる「JINS MEME フラッグシップストア 原宿」を報道陣に公開した。また、5日より全国のJINSショップのうち38店舗およびオンラインショップにて、JINS MEMEを発売する。
JINS MEMEは、同社独自開発の3点式眼電位センサーと6軸センサー(加速度・ジャイロセンサー)を搭載し、瞬きや視線移動、体の動きを取得できる「JINS MEME ES」(税別3万9000円)と、6軸センサーを搭載したスポーツサングラスタイプの「JINS MEME MT」(税別1万9000円)の2種類をラインナップ。スマートフォン(現時点ではiOS端末のみ)とBluetooth接続することで、JINS MEMEが取得したセンシング情報をアプリ側で利用することができる。
フラッグシップストア原宿では、JINS MEMEの体験スペースのほか、アプリ開発者や研究者に対して情報発信や、開発・研究をサポートする「DEVELOPER'S STAND」のスペースを設ける。なお、3日にはフラッグシップストア原宿にて50本限定の先行販売が実施された。スタッフによると、多くのユーザーが「JINS MEME ES」を購入したという。
ジェイアイエヌでは、JINS MEME向けアプリとして、デバイス装着者の「アタマ年齢」と「カラダ年齢」を計測できるアプリ「JINS MEME app」を提供。目の動きから得られる情報をもとに、集中、活力、落ち着きを測定し、「ココロ」の活性度を示す指数を「アタマ年齢」として算出するほか、アタマの動きから活動量、姿勢、安定性を測定し、歩行時の動き・姿勢や、着座時の姿勢を可視化した総合指数を「カラダ年齢」として表している。
また、11月5日に提供するアプリとして、6軸センサーによってランニングフォームの可視化、チェックが可能な「JINS MEME RUN」や、ドライブ中の居眠りなどを検知する「JINS MEME DRIVE」をリリース予定。JINS MEME DRIVEは、「眠い」と推定される眼の動きを検出して、3段階のレベルでユーザーに通知する。
そのほか、2016年1月には、運動のパフォーマンスに重要な体幹のトレーニングをサポートする「JINS MEME CORE TRAINING」を提供予定。なお、JINS MEME appおよびJINS MEME DRIVEは、3点式眼電位センサーを使用するため、JINS MEME MTでは使用できない。