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JINS、センシングアイウェア「JINS MEME」のAPI公開、アイデアコンテストも開催

 株式会社ジェイアイエヌは6日、センシングアイウェア「JINS MEME」のアプリケーション開発者向けキットを配布し、アイデアコンテスト「JINS MEME DEVELOPER IDEA PITCH CONTEST(ジンズ ミーム デベロッパー アイデア ピッチ コンテスト)」を開始した。

 JINS MEMEは、通常の眼鏡と同じ形状のセンシングアイウェア。3点式眼電位センサーと6軸センサーで収集したデータをもとに、眠気や集中度、体のバランスなどの生体データを取得できる。

 JINS MEME開発者向けサイトにて公開されるAPIは「リアルタイムモード」と「スタンダードモード」の2種類。リアルタイムモードでは、視線方向やまばたきのスピード/強さ、姿勢のズレ、頭の傾き、歩行判定のほか、電池残量や本体の装着状態などを取得できる。

 スタンダードモードでは、まばたきの回数/スピード/強さ/間隔や、1分間の視線方向回数、歩数、歩行時の体軸のブレ、右足/左足の歩行周期、眠気、集中度のほか、電池残量、本体の装着状態などを取得できる。

「JINS MEME」
APIで取得できるデータ

 コンテストは、JINS MEMEを使用したスマートフォンアプリのアイデアを募集し、審査を通過したアイデアに対して合計300本の開発者向けJINS MEMEが無償提供される。JINS MEMEアプリ開発者向けサイトから応募でき、1月から3月にかけて3回のラウンドに分けて募集する。第1ラウンドは、1月6日から30日まで。第2ラウンドは2月中旬、第3ラウンドは3月中旬を予定している。年齢や職業問わず、日本または米国在住の人が対象となる。アイデアは1人1点まで。

(山川 晶之)