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Windows 7で古いIEを使っている個人ユーザーは6%、間もなくサポートが終了
(2016/1/7 20:23)
Microsoftが古いバージョンのInternet Explorer(IE)のサポートを1月12日(米国時間)で終了するのを前に、IEのバージョンアップを促す告知をトレンドマイクロ株式会社が行った。
これまでMicrosoftでは、Windows各OSリリース時に搭載していたバージョンから最新バージョンまですべてのバージョンのIEをサポート対象としていたが、2014年8月のサポートポリシー変更により、1月12日に提供するセキュリティパッチをもって、各OSに対応する最新バージョン以外のIEについてはサポートを終了する。
改ざんされたウェブサイトや不正広告を介してブラウザーやFlash、Javaなどの脆弱性を攻撃するエクスプロイトツールキットでは、毎年2~3個のIEに関する致命的な脆弱性が攻撃可能になっているという。こうした脆弱性に対し、MicrosoftではIEのセキュリティパッチを提供しているが、1月12日以降、最新バージョン以外には提供されなくなる。
例えば、Windows 7で利用できるIEの最新バージョンは11だが、トレンドマイクロが同社製品を使用する個人ユーザーを対象に行った調査では、Windows 7でIE 8/9/10を利用しているユーザーが計6%存在した。IE最新バージョンの使用率が高いことが分かったものの、絶対数でみればリスクは低くないと指摘している。