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セキュリティ人材をどう育成するか、日本シーサート協議会が採用担当者向けセミナー開催

 日本シーサート協議会(NCA)は、サイバーセキュリティ人材の養成・確保に向けた取り組みの一環として、「CSIRT人材セミナー」を2月23日に東京電機大学(東京・北千住)で開催する。参加費は無料。現在、参加申し込みを専用フォームにて受け付けている。

 マルウェアや不正アクセスなど、企業・公共機関を狙ったサイバー攻撃が近年頻発している。その対応の1つとして、大手企業を中心に「シーサート(CSIRT、Computer Security Incident Response Team)」と呼ばれる専門部署を組織する例が増えているが、実務を担う人材の確保が大きな課題となっている。

 NCAでは、シーサートの業務で求められる技能、社内連絡体制構築のためのノウハウなどを資料にまとめ、昨年11月に公開した。2月23日のセミナーは、この資料の解説を目的としている。セキュリティ人材の採用を行う担当者向けの内容になるという。

 セミナーは、サイバーセキュリティ人材の養成を目指して東京電機大学に設置された「国際化サイバーセキュリティ学特別コース」 (CySec)との共催。同大学の東京千住キャンパスで2月23日13時スタート予定で、定員は350名。内閣サイバーセキュリティセンターの内閣参事官である三角育生氏らの講演が予定されている。

(森田 秀一)