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自慢アピールにならないようにSNSで写真・動画を投稿、10代・20代のネットコミュニケーション

 株式会社NTTアドは9日、写真や動画を用いた10代・20代のSNS上のコミュニケーションについてまとめた「若年層の写真・動画コミュニケーションに関する調査」の結果を発表した。全国16〜25歳を対象にスマートフォンによるインターネット調査で実施。1040人が回答したもの。調査期間は2015年12月23〜24日。

 不特定多数の人に向けた写真・動画の投稿内容について、全体の57.6%が「訪れた場所での様子を記録した写真や動画」を投稿すると回答。続いて、「購入した物や贈り物など所有物を撮影した写真や動画」が52.6%、「共感や感動させられた被写体の写真や動画」が44.9%となり、思い出の共有やライフログに関連した内容が中心になる。

 写真・動画を投稿する「男性ムービー利用派」は、「自分の特技や技術を撮影した写真や動画」が35.3%、「自分(一人)を撮影した写真や動画」が34.5%。写真や動画を通じて自分自身の姿や特技を中心にアピールする傾向が強い。一方、写真・動画を投稿する「女性ムービー派」は、「自分と自分以外の人を一緒に撮影した写真や動画」が57.1%、「自分以外の人を撮影した写真や動画(自分は写らない)」が53.3%となり、自分の仲間を被写体に投稿する傾向がある。

 仲間グループに向けた写真・動画の投稿内容は、全体では「自分と自分以外の人を一緒に撮影した写真や動画」が59.5%、「訪れた場所での様子を記録した写真や動画」が56.8%、「自分以外の人を撮影した写真や動画(自分は写らない)」が52.8%と続く。

写真や動画の投稿内容(友人や知人に限らない不特定多数の人)
写真や動画の投稿内容(友人や知人などの仲間グループ)

 不特定多数の人に向けた写真・動画の投稿により獲得したい印象について、全体では「楽しいと思ってもらいたい」が38.8%と最も高く、次いで「話のネタになると思ってもらいたい」が30.4%、「センスがあると思ってもらいたい」が22.7%。

 仲間グループに向けた写真・動画の投稿により獲得したい印象について、全体では「楽しいと思ってもらいたい」が45.6%と最も高く、「話のネタになると思ってもらいたい」が39.5%、「思い出になると思ってもらいたい」が36.1%と続き、「思い出を共有する」ことや「共感される」ことを優先する傾向がある。

写真・動画の投稿により印象に持ってもらいたい点(友人や知人に限らない不特定多数の人)
写真・動画の投稿により印象に持ってもらいたい点(友人や知人などの仲間グループ)

 なお、不特定多数の人に向けて写真・動画を投稿したいと思わない場合の理由として、全体では、「閲覧している人に自分自身の行動が分かってしまうから」が34.2%、「閲覧している人にとって自分自身の自慢に見えてしまうから」が31.5%、「自分自身が一人で写っていて照れくさいから」が29.7%で、閲覧者にどのように見られているか気にする傾向。

 仲間グループに向けて写真・動画を投稿したいと思わない場合の理由は、全体では、「閲覧している人にとって自分自信の自慢に見えてしまうから」が30.3%と最も高く、次いで「自分自身が一人で写っていて照れくさいから」が29.6%、「閲覧している人が関係ないと思うから」が25.8%と続き、閲覧者に自慢に思われることを気にする傾向がある。

写真・動画を投稿したいと思わない場合の理由(友人や知人に限らない不特定多数の人)
写真・動画を投稿したいと思わない場合の理由(友人や知人などの仲間グループ)

(磯谷 智仁)