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「リア充」と「非リア充」の違いは? ネットスラング意識調査


ネットスラングの認知度
 アイシェアは26日、インターネット上で使われるスラング(俗語)に関する意識調査の結果を公表した。調査は3月14日から3月18日まで、同社のメール転送サービスの会員436人を対象に実施した。回答者の男女比は男性56.4%、女性43.6%、年代比は30代23.8%、40代31.5%、50代44.4%。

 調査ではまず、「ぐぐる」「DQN」「ワロス」「痛車」「希ガス」「スイーツ(笑)」「自宅警備員」「リア充」「ksk」「メシウマ状態」という10種類のネットスラングの中で知っているものがあるかどうかを質問。その上で「知っている」と答えた355人を対象に、どのネットスラングを知っているかについて尋ねた。

 最も認知度が高かったのは「ぐぐる」で全体の98.0%。そのほかに半数を超えたのは「DQN」(67.9%)、「ワロス」(64.8%)、「痛車」(51.8%)の3つ。全体的に知っている言葉が多かった20代では、「ksk」「メシウマ状態」以外のすべてが半数を超えていた。

 調査ではこのほか、趣味・仕事・人間関係などの実生活が充実していることを「リア充」と定義。その上で、自らが「リア充」かどうかを436人に判定してもらったところ、「かなりリア充」と「どちらかといえばリア充」の割合を合わせた「リア充」率は53.4%だった。「リア充」率が高かったのは女性(60.2%)で、男性(47.7%)を約1割上回った。

 「リア充」の特徴についてアイシェアでは、プライベートのインターネット利用時間が少ないことを指摘。1日における「リア充」のネット利用時間では「1時間以上2時間未満」(34.0%)が最も多く、「2時間以上3時間未満」(19.1%)、「1時間未満」(16.3%)」と続いた。一方、「リア充ではない」人も「1時間以上2時間未満」(29.4%)、「2時間以上3時間未満」(19.4%)までは同じだが、3番目に多いのは「5時間以上」(17.8%)だった。

 「リア充」が意外と寝ていることも特徴だったという。調査によれば、「リア充」の57.1%は睡眠時間が「6時間以上」と回答。アイシェアでは、「リア充ではない」人よりもプライベートでインターネットを利用する時間が短いため、その分を睡眠時間にあてているのではないかと推測している。

 また、「リア充」の意味について「わかる」と答えた「リア充」は47.0%。一方、「リア充ではない」人は半数を超える53.0%が意味を理解していた。アイシェアでは、「『リア充』は、ネットの世界で自分がどう定義されているのかを知らずに充実した生活を送っているらしい」とコメントしている。


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URL
  ニュースリリース
  http://release.center.jp/2009/03/2601.html

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( 増田 覚 )
2009/03/26 18:03

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