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凸版印刷、白・黒・赤の3色表示が可能なフレキシブル電子ペーパーを開発

 凸版印刷株式会社は8日、白・黒・赤の3色表示が可能なフレキシブル電子ペーパーディスプレイを開発したと発表した。3月8〜11日に東京ビッグサイト(東京都江東区)で開催される「リテールテックJAPAN 2016」で展示する。

 表示部分の前面板にE Ink社が開発した3粒子系電気泳動型カラー電子ペーパー「Spectra」を採用。凸版印刷のフレキシブル薄膜トランジスタ(TFT)と組み合わせることで、薄くて曲げることができる3色表示の電子ペーパーの開発を実現した。表示部の大きさは約145.86×15.26mm(幅×高さ)。

 小売業界では店頭での価格表示・販促情報・陳列指示表示において、白黒だけでなく、赤色での表示が求められていたという。そのため凸版印刷は、スーパーやドラッグストアなどの店頭売価表示向けに、レール型電子棚札にも適用できるように開発。2018年度の実用化を目指す。今後、軽さやフレキシブルな曲面表示の特性を生かし、物流や製造、デジタルサイネージなどさまざまな分野で製品開発を行うとしている。

(磯谷 智仁)