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朝日ネット、IPv6ネイティブ接続のローミング事業に参入、4社目のVNEに

 株式会社朝日ネットは10日、「フレッツ 光ネクスト」においてネイティブ方式によるIPv6接続サービスを提供するVNE(Virtual Netrwork Enabler)事業への参入を発表した。2017年4月にサービス開始予定。

 VNEとは、フレッツ 光ネクストの加入者が利用できるネイティブ方式のIPv6接続サービスをローミング提供する事業者のこと。VNEは当初、経路数やサポート面での懸念があり、NTT東西が3社に限定。その後、2012年9月にその枠が16社に拡大されていたが、参入企業がなかった。今回の朝日ネットは、既存VNEのBBIX株式会社、日本ネットワークイネイブラー株式会社、インターネットマルチフィード株式会社に次ぐ4社目のVNEとなった。

 朝日ネットでは、より安定した高品質な接続サービスの提供を続けていくために、現在のIPv4接続サービスと同様に、IPv6接続サービスを自社で運営していくとし、トンネル方式と比較して品質面で優れていると期待されるネイティブ方式を接続方式として選択したという。

(永沢 茂)