MS、無料ウイルス対策ソフト「Security Essentials」29日公開


 米Microsoftは28日、無料ウイルス対策ソフト「Microsoft Security Essentials」を、日本を含む19カ国で、29日に公開すると発表した。対応OSは、Windows 7/Vista/XP。また、Windows 7のXPモードにも対応している。

 Microsoft Security Essentialsは、正規のWindows利用者であれば無料で利用でき、ユーザー登録の必要もない。

 Microsoftによると、Microsoft Security Essentialsはバックグラウンドで静かに動作し、必要な時にだけユーザーに警告を発するという。また、CPUとメモリー使用量も制限しているため、古く非力なPCでも、通常の作業を邪魔することなく利用できるとしている。

 Microsoft Security Essentialsにはリアルタイム保護機能があるほか、Microsoftの「Dynamic Signature Service」を利用した初めての製品となる。この技術は、定期的なダウンロードを待たずに、いつでも最新のウイルス定義ファイルをダウンロードできる技術だとしている。


関連情報

(青木 大我 taiga@scientist.com)

2009/9/29 11:23