アカデミー賞ノミネート作品、検索リスク1位は「アバター」


 マカフィーは5日、第82回アカデミー賞の作品賞にノミネートされた映画作品を対象にした、検索リスクランキングの調査結果を発表した。最も検索リスクのある作品は「アバター」。

 この調査は、Webサイトの安全性を判定・表示する「SiteAdvisor」技術を使って、2010年2月に実施。その結果、「アバター」に関して検索すると、23%の割合でスパイウェアやアドウェア、ウイルス、スパムなど、オンライン脅威の検査で危険と判断されるWebサイトに接続する可能性があることがわかったという。

 「アバター」以外では、「17歳の肖像」が19%、「マイレージ、マイライフ」が14.5%、「ハート・ロッカー」および「カールじいさんの空飛ぶ家」が各12.8%と上位。なお、アカデミー賞の進行状況や受賞結果によって、検索リスクに変化が生じる可能性があるとしている。

 マカフィーでは、「第82回アカデミー賞のノミネート作品が発表されたことで、お気に入りの映画に関する情報をWeb上で検索するのはごく自然なこと」だとした上で、検索結果ページに表示されたサイトにアクセスする際には、十分に注意が必要だと呼びかけている。


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(村松 健至)

2010/3/5 16:33